Quantcast
Channel: ハッセルブラッド・ジャパン ニュース
Viewing all articles
Browse latest Browse all 10

等伯・墨のコンポジション─南禅寺天授庵襖絵研究調査報告展と記念クロストークイベント

$
0
0
2015年6月2日(火) – 6月26日(金) ハッセルブラッド・ジャパン ギャラリー 南禅寺天授庵所蔵の32面の襖絵は、禅の説話をあらわした室中の間の禅機図を中心に、商山四皓図、松鶴図を描いた等伯晩年の秀作で、近年注目を集めるようになった作品です。 東京藝術大学の須賀みほ准教授(日本美術史)ならびに小塚直斗氏(同大大学院博士後期課程(油画技法材料))は2009年より本作の詳細な造形研究を行い、ハッセルブラッドのマルチショットを用いた記録撮影を進めてきました。 本展ではその成果に基づき、研究において制作された実寸大の襖絵記録模本二面と、墨の表現性に注目した画像の展示が行われます。 ※それぞれの画像をクリック、さらに右上の←↑↓→マークをクリックすると拡大してご覧いただけます。 『等伯の説話画 南禅寺天授庵の襖絵』(青幻舎) 本書は、上記の調査研究の成果を基にしてまとめられた書籍で、天授庵の作例を説話画の観点から捉え、等伯画の新しい魅力を伝える図録です。32面からなる襖絵のすべてがハッセルブラッドのマルチショット撮影による画像で紹介され、解説が和文と英文で収録されています。 □ 判型:A4変 □ 総頁:104頁 □ 並製 □ 定価:本体2,800円+税 □ ISBN978-4-86152-494-3 C0071 須賀 みほ 東京藝術大学 大学院美術研究科/美術学部 准教授(日本美術史) 小塚 直斗 東京藝術大学 大学院美術研究科 博士後期課程(油画技法材料) 記念クロストークイベント 日程: 2015年6月6日(土) 時間: 15:00 – 17:30 会場: ハッセルブラッド・ジャパン ギャラリー 入場: 無料 1. 研究調査報告/須賀 みほ 2. 撮影の手法について ーなぜマルチショットなのか/対談・小塚 直斗、飯田 和男 3. 天授庵、等伯の世界/対談・須賀みほ、エリザベス・アデマン 終了後、マルチショット*のハンズオン体験 及び...

Viewing all articles
Browse latest Browse all 10

Latest Images

Trending Articles





Latest Images